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親近感を一つ。グランドキャニオン・インディアンと日本①
「アニミズム」という言葉があります。中学だか高校だかの日本史の初期や世界史で習うものです。これは古代にあった(あるいは今も続く)考え方です。「モノに生命、精神を見出す」というものです。
「アニマ」(魂、命)に「イズム」(~主義)が付いた言葉です。ちなみに「アニマ」は「アニメーション」(命を吹き込むこと)の語源です。
グランドキャニオンの谷底にはたくさんの壁画が残されています。動物や植物、人間の絵まであります。これらは古代のネイティブアメリカン(アメリカ・インディアン)の人々による絵です。
ネイティブアメリカンは大地と共に生き、自然の中に精霊を見出してきました。岩、太陽、コンドル、そして人間にさえもです。ホピ族の作るグッズには顔のついた太陽があります。
ここで日本文化を考えてみると、日本人というのは何でも祀りたがる文化なのですね。ちょっと大きな岩があれば、それに向かって感動する。長く生きている木があれば、賽銭箱をつけてお参りする。そして太陽を神格化して「天照大神」を作り出したわけです。
ほら、ネイティブアメリカンの文化と日本文化がつながりました。古代ホピ族が太陽に対して思ったことと、古代日本人が太陽に対して思ったことは似ているのですね。他にもギリシャ神話の太陽神「アポロン」もいますが、これも似ていますね。
グランドキャニオンに行った際にネイティブアメリカンの方と会ったら、ちょっと思い出してみてください。親近感がわくはずです。
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