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生命神秘のミルフィーユ グランドキャニオンの地層②
グランドキャニオンに行くのならば、予備知識として地層について知っておくと便利かもしれません。その貴重な地層は世界遺産に登録される一つの理由になっているからです。
4、テンプル・ビュート石灰岩
海は少しづつ姿を消し始めていき、陸が現われ、デボン紀の一部の期間に陸地の浸食が行われます(約3億7千万年前)。脊椎動物の上陸・両生類の出現が起こった時期ですね。
5、レッドウォール石灰岩
爬虫類が出現します(ミシシッピ紀)。ぶ厚いかちかちした石灰岩に赤い表面をした地層ができています。鉄分が酸化したため表面が赤くなっています。この地層は北米の西部によく見られ、貝類の化石が発見されています。グランドキャニオンの地層の中でも、太陽の光を受けて赤く輝く美しいところですね。
6、スーパイ・グループ
ペンシルバニア紀に入り、浅い海底に泥や砂石が沈殿しています。この時代になると両生類が出現し始めています。
7、ハーミット泥板岩/ココニノ砂岩/トロウィープ層/カイバブ石灰岩層
二畳紀(2.5~2.7億年前)に入ります。ハーミット泥板岩ではシダ類から砂漠化、ココニノ砂岩ではトカゲの足跡の化石が見つかっています。
トロウィープ層、カイバブ層と呼ばれる部分では、三葉虫、カタツムリ、ハマグリ、サンゴが生息していたことが確認されています。
二畳紀の末には海がなくなり、陸地になると浸食が始まります。古生代の後から現在までの新しい地層は、今も続く絶え間ない浸食によって、グランドキャニオンから姿をなくしています。恐竜が栄え、滅んだのはこのカイバブ石灰岩層です。
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