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グランド・キャニオンの対決と対決する

 グランドキャニオンの崖から底を覗き込み、下手こいて落ちると、もちろん死にます。グランドキャニオンの平均深度は約1200メートルですから、すぐには地面に落ちませんが、確実に死にます。しかし、人間は危険なところではきちんと注意するので、崖から落下した死者は毎年数人だそうです。ろくな柵がないにも関わらず。
 何が言いたいのかというと、「そんなところでわざわざ危なっかしい真似をするやつはいない」ってことですね。
でも、1959年の映画『グランド・キャニオンの対決』では、車ごとおっこちるわ宙吊りで暴れるわ、危険をエンターテインメントに変えてくれています。
 監督は暴力と緊迫感のある演出がトレードマークのドン・シーゲル。『ダーティ・ハリー』で有名ですね。
 この映画、グランドキャニオンの崖で起こった殺人事件を追うハイウェイ・パトロールの活躍を描いています。名シーンは、ラストで犯人を追ってケーブルを宙吊りになるところですね。
 グランドキャニオンでは「スカイウォーク」という、透明な床が崖から空中にまでせり出したアトラクションがありますが、そこを歩くだけでも怖いですよね。

 

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